ワイルド キャット
出会いそして別れ・・・
道の駅『松山』で。
鹿屋辺りまで行こうかな?
あんまり遅くならない程度に走ろう。
そう、考えていたら・・・
何所からか『声』が聞こえてくる・・・
『ぉ~ぃ』
『お~い』
ん?
『ここだよ~』
『こ・こ・』
『さっきからよんでいるのにさ~ぜんぜん、きづかないじゃん!!』
ごめんね・・・考え事してた。
『ところでさ~どこにいくの?』
何所も行かないよ・・・
ただ、その辺をぶらっとね。
『ふーん、そうなんだ』
それはそうと、何所の猫ちゃん?何所に住んでいるの?
『ぼくはひとり。こうえんのなかにすんでいるよ』
独りか・・・
寂しくないかい?
『ぜ~ん ぜ~ん。だってさ~こうしてきみとおはなししているからさみしくなんかないよ!!』
言われてみればそうだな・・・
強いね?
『あったりまえだよ!!だてにのら(ねこ)やっていないからね!!』
『ぼくはタフでワイルドなねこ。そこらへんのねことはちがうからね!!』
うん。そうだね・・・
小さくても「タフでワイルド」。通って来た「道」が違うね!!
「タフでワイルド」か・・・頭が下がる思いだ・・・
僕も、「タフでワイルド」を目指して走るか?
そろそろ行かなくては・・・
それじゃー さよなら。
そして、
ありがとう。
「ワイルド キャット・・・」
いつまでも元気で・・・
どうか、生きていて欲しい・・・
そう、願い・・・
さよならと言いつつも・・・
しばらくの間、バイクを走らせることができずに佇んでいた。
蜩の奏でる音が何時もより寂しく聞こえた八月十五日。
時折、秋を感じさせる風が吹き抜けた夕方の出来事であった。
おわりに・・・
小さくてか弱いけど・・・大切な命。
この様な現状を創りだした人間って何なんだろう?そして、「生命」の本当の意味は?そう、考えさせられて写真に文章を付けて表現しました。 それから、この子との出会い本当に感謝しています。いつの日かここでの出来事について理解できるようまた、僕も「タフでワイルド」に生きて行こうと決めた思いです。
そして、
最後まで読んでくれたあなたに感謝します。

