奇跡の水を追い求めて…回想旅行記
お久しぶりです。皆様、お元気でしょうか?
長~い日記ですがコーヒーでも飲みながら読んでもらえると嬉しいです。
去年の秋。連休にバイクで長崎県 五島市 福江島に行った時の事です。
急に僕はまた、島に行きたくなりました。最初は、屋久島に行こうと決めかけていましたが…
何故か?五島列島の福江島に決めました。
ツーリングマップで調べたりネットで検索したり…そうこうしている間に、眠くなったので日付が変わる前までに決めようと少し休んでいました。1時間ぐらいして目が覚めました。何故か『ルルドの泉』のことが気になって仕方ない…「行かないといけないのかな…行くか…走るとするか…」そうこうして、日付が変わる頃から旅支度をして早朝の出発に備えました。
『出発』。
高木インターから熊本方面へ。
途中のサービスエリアで休憩をしながら…何といっても、サービスエリアでは他のライダーとの会話が楽しめる。コーヒー片手に。これってバイク乗り冥利?その後が、大変でした。初めてバイクで走る肥後トンネル。しかも6.3㎞…もある。輪だちがひどい…。ハンドルがブレる…。でも、他の車両が少なかったのが幸いでした。怖かった~集中力を使い果たしました。
八代で高速を降りて長崎を目指しました。ゆっくり行こうよ。そう、言い聞かせながら…しばらく、一般道を走っていると案内板には福岡県まで…㎞。佐賀県まで…㎞。長崎県は?どこ?
甘く見ていました。熊本港からフェリーに乗れば楽に長崎県本土に着けるのに。ま~いいか。いつもの方向音痴と勘違い。佐賀県周りで長崎県へ。
PМ22:00頃。
長崎市内へ到着。所どころ彷徨いながら…。
よ~やっこれた~でも、寝る所がない…そうだ、東京に住んでいるおばさんから教えてもらったじゃん。寝る所がない時はネットカフェに泊れって。早速、ネットカフェを探してすぐに会員登録を済ませて。←1回しか利用しないのに…シャワーの設備も整っているのでありがたいです。これで、本当に安く済んだ。翌朝。長崎港へ。
AМ8:00頃。
五島列島行きのフェリーに乗りました。九州商船。あんまりきれいじゃないけど…いいか。景色を眺めながら…約3時間半の航路。そう言えば…今回の目的は?『ルルドの泉』。そう、奇跡の水を汲んで帰るんだ!!僕の大切なあの3人に渡すんだ!!絶対に。もう一度、目的を確認して…それまでは、しばし休憩。
PM11:30頃。
福江島に着きました。立派なターミナルにお土産屋さん。それに、食堂。ここで、名物の『五島うどん』を食べました。うどんの麺がコシが強い。それが第一印象でした。次に、あごダシがいい感じで出ている。スープは少し塩っ辛いかな?おそらく五島産の天然塩を使っているんだろう。都城で食べるうどんとは違っているな…お腹もいっぱいになったことだし、民宿でも探すか。近くに安くで泊まれる民宿があった。チェックインを済ませたら、すぐにバイクで走り出しました。目的の『ルルドの泉』。
『立谷教会跡』
最初に、目に留まったのは、教会の跡地でした。この地方には『隠れキリシタン』の歴史のある島。江戸時代の厳しい取り締まりの中、布教活動をした者や信者…しかも、異教徒ということで差別や迫害にあったりしたようです。それでも、伝えたい何かがあったのでしょう。そして、遠い昔から受け継がれる強い意志に想いをよせながら…後にしました。
PM15:00頃。
『井持浦教会』に着きました。ここが、日本最古のルルド巡礼の地。ちょうど、団体の観光客と入れ替わりになり僕1人。早速、教会の中へ。入ってから正面左に掲げてある『命をかけて「いのち」を生きる』これを読んでから、なぜか…急に…涙が溢れてきました。真剣に生きているのか?本気で生きているのか?そう…問いかけられている様な気がして…そう言えばある人が言っていた…「生きるのが一番難しいよ…」そう…だよね。でも…生きてかないと…。その静寂の中、西日が優しく教会の中を射し始めました。そして、僕からのお願い事と、ここに無事に来れた事に感謝の気持ちを神に伝えてから外へ。
教会の奥に『ルルドの泉』がありました 。早速飲んでみました。うん、井戸水だ。信じる者は、救われる…果報は寝て待てか…TVでも言ってたじゃない?奇跡が起きるのは明日かもしれない…て。そう、だよね。必要な分だけ水を汲んでから管理人さんにここへ来た経緯を伝えると、「きっと、導かれたのでしょう?」そう言われました。感心していると、旅の安全にとマリア像の刻印が入った小さなお守りを貰いました。しかも、ルルドの泉の水で清めてもらいました。その心遣いに今でも感謝しています。そして、管理人さんにお礼とお別れを伝えて、次は岬へ。
『大瀬崎断崖』
灯台でも見ていくか…そう、思い行ってきました。山の上から見る海は最高に美しかったです。海の向こうは…近くて遠い国。韓国…か。沈みゆく太陽に異国への憧れを託して…。もう少しいたかったんですが…民宿の女将さんに門限を言われていたので、はよ帰らんといかん…がらるっといかん。最高のロケーションにさよならをいい民宿へ。
『晩御飯』
民宿に帰ってから風呂も済ませて、さ~て晩飯と。すっげ~どっさい料理が並べちゃい!!こん、ふっとか魚んびんたん塩焼きは何?身どこいがどっさいついちゅい。うめ~。の連呼。女将さんに後で聞いたら、「ブリのかま焼き」と。しかも、品数が多いせいかついに?痩せの大食いのスイッチが入ってしまい料理は全部たいらげました。美味しかった~と思っていたら…あれ!!横を見ると…何で、僕、1人に対してご飯がジャーで用意されているの?(学校の家庭科室や公民館などにあるジャーです。)開けてみました。まさか…そげんはどっさい入っちゅらんと信じていました。え~!!はらけたごつご飯が入っちゅい!!食えっちゅうとなら食わんといかんやろ~さすがに、茶碗二杯でもういいと。晩御飯終わり。女将さんに、ご飯がたくさん余っていることを伝えると何かに使うからいいとの事。結構、アバウトなんだ。さてと、散歩して寝るか。
『朝御飯も…』
朝飯も…昨夜と同じご飯ジャーが用意されていた…。いっぱい食べて帰れ…か?これがここのおもてなしか?ありがたく頂戴しよう。ホント、魚料理が最高に美味しかったです。あと、ご飯ジャーに悩まされた民宿でした。そして、女将さんにお別れを言いフェリーと共に長崎へ。
『長崎市平和会館』
是非、行きたい所だったので行きました。 中学で、修学旅行に参加していないので…ここで見たことは、本当に…言葉では言い表せない…簡単には伝えられない…どう…表現していいのか?解らないほどです。それでも、僕が感じたことで書けることは、原子爆弾の投下により、未だにたくさんの方々が後遺症などに苦しんでいる…その爆弾により当たり前の日常とたくさんの尊い命と家族、友達、仲間、恋人、動物達、自然を一瞬にして失ったこと。何よりも、展示品や手記、遺品から無言のメッセージが五感を通して伝わってきたことも。
本当に、平和は簡単に伝える事ができません。
しかも、最近は北朝鮮による、衛星?を搭載したミサイル?の発射実験が行われました。何故、長崎と広島への原爆投下による悲惨な過去があったのに…いい加減、理解できんたろか?国が大変ならそげなこつせんで、支援を要請すればいいのに…。何故、歩みよらない?国と民族の威信を賭けて?何がしたいの?もっと大切な何かがあるんじゃない?未来につなげる為に、大切な事がたくさんあると気付き共に行動していくことの中で、初めて平和へ発展するんじゃないかな?僕は、そう、信じています。平和への想いを上手く伝えられませんが…
『10年後の自分へのメッセージ…』
原爆資料館へと入って。ここには、パソコンや手記によるメッセージを記帳できるコーナーがある。僕は、『10年後の自分へ』という、題目で記帳して想いつくままに書きました。今回の旅の感想、平和、夢、僕自身と皆へ。記帳後は10年間保存され、いつでも来て閲覧できるそうです。本当に、来てよかった…。貴重な体験。大人になってからのプチ修学旅行。
『雲仙~島原港~熊本港へ』
帰りは、フェリーを使って帰ると決めていたので、長崎市内から海岸沿いを走り雲仙市内へそこから、山道を通り島原港に到着。
PM19:00頃。
熊本港へ向けて、高速船『オーシャンアロー』に乗船。ゴージャスな内装でした。カジノかラウンジを想わせる作りでした。夜風に吹かれて…気分はナイトクルージング。楽しめました…が、あっという間に熊本港へ到着。さて、都城へ向けて帰るか。八代周りで帰ってみるか…。夜のR3号線(鹿児島街道)へ向けて南下し始めました。夜の海を横にしながら。日中だったら干拓が見れたのかな?きっとムツゴロウとか見れたのかな?など、考えつつ…走る。
『都城へ向けて走る…』
日付が変わる前に芦北に到着。途中、道の駅で仮眠。あと、もう少しで水俣。その次は鹿児島。近づいてきたな…そう想いながら、体力回復の為に横になる。さーて、休憩終わり。水俣へ。この区間はトンネルが多かった。しかも、雨と霧と真夜中のトンネル…大丈夫…出やしないよ…幽霊。霊感ないから大丈夫。冷たい風と生温い風が交互に体にあたる。恐いな…走りながら感じていました。この時の、対向車はなぜか安心する。ほっとする。しばらく走ってやっと、水俣市内に到着。ガソリンを給油してドリンク休憩。ツーリングマップで現在地を確認後、鹿児島県出水市へ向けて再出発。出水市を抜けて阿久根市に到着。
AM03:00頃。
阿久根の道の駅で休憩。さすがに休憩室は閉まっていて、しょうがないので自販機の横でレインスーツを着たまま座り込む。自販機の熱気が心地よく感じられる…。雨…止まないかな?しばらくして、コーラを片手にウトウトし始める。少し寝てしまったようでした。起きて、残りのコーラを全部飲んで再出発。次は…川内市。ここまでくれば本当にあと少し。そう、言い聞かせながら…走る。川内市内を抜けて市比野から川内加治木線を走る。
AM07:00頃。
加治木町へ入る。もう、世間は朝の通勤時間か…この時間から睡魔との闘いが始まる。起きていても、神経への伝達が遅れるので停止線を越えてしまったり、ハッとすることが多くなる。いけない…危ない…。休憩。そうだ、疲れているから温泉に入ろう。でも、この時間帯に開いている温泉知らない…牧園へ行こう。開いているかもしれない。国分から霧島温泉郷へ。「国民宿舎 みやま荘」に到着。聞いてみよう…温泉入れますか?朝食が終わった直後だったが、雨で濡れているから入って行きなさいと。ツイていた~。一時間ぐらい温泉に浸かっていました。癒されました。眠気も疲れもスッキリ。お礼を言って実家へ向けて帰る。30分ぐらい走り県境を越えると僕の実家がある吉之元町。朝、いきなり帰ってきたのでその荷物は何だと?両親から聞かれ五島列島に行ってきた事と、『奇跡の水 ルルドの泉』の水を汲んできた事を話しました。その為だけに行ってきた事を。呆れていました…。それから、その日のうちに汲んできた水を渡し、残りは距離があるので小包にして送りました。それぞれに『奇跡の水』が届いて僕は使命を果たしました。喜んでもらって本当に嬉しかったです。「少しでも、良くなりますように…願いをこめて…」。
PM13:00頃。
川東へ帰宅。旅行終了。片付けて…後は…眠かったので…爆睡。
『今』
また、回想しながら書きました。
今回の旅は、本当に僕を成長させてくれました。
貴重な体験でした。
『終わりに』
その地方の風土に。人との出会いに。すべてに。
感謝をしつつ… 。
そして、最後まで読んでくれた皆様へありがとう。

